重たい鞄とジョブチェンジ
先週金土日東京。中目の桜の綺麗なことったら。
オフィシャルな格好を1日しなければならなかったので、それなりの鞄+普段着入りでなおかつオフィシャルな格好の邪魔をしない布でできたバッグ、といういでたちで移動。
それなりの鞄は革製で久しぶりに持ってみた。
そしたら重いのなんの。
鞄って重いよな、とあらためて思ってみたり。
ちなみにそれなりの鞄というのはCOACH製でまだ、ましである。
別にブランド等にはもう今となっては何の興味もないのだが、重さに関してヒドイブランドというのは存在する。
例えばGUCCIも重い。そしてLOUIS VUITTONも重い。
なんであんな重いものをわざわざ皆様欲しがるのか意味がわからん。
重いから持ちたくない。結局そういう結論になり、アウトドアブランドナイロン製鞄や布製トートなどに落ち着くわけである。
もしも許されるのであればもう、スーパー用マイバッグくらいのうっすーい布の鞄でヘロヘロと歩きたい。
なんでわざわざ重いのに持ち歩かなあかんねんっ、とだんだん腹が立ってくるのだ。
しかしオフィシャルな格好をせねばならぬ時、合わせてそれなりのモノを持つ、というのはいわゆるティーピーオーにおいては当たり前の話なので、重いのはいやだなぁ…などと、思いながら、しょうがなく持っている。
ちなみにオフィシャルな格好というものをしなければならなかった理由は面接であった。
こればっかりはヘロヘロ布鞄は持っていけないのだった。
紙袋とかでもういいじゃないか、布鞄、ナイロン製でいいじゃないか、と思うけど、なかなかそうはいかないのが世の常。
そんでもって、受かった。
来月から東京でお仕事。
ジョブチェンジ!
とはいえ職種は変らないので勤務先チェンジ、と言ったところか。
あぁやっとこれで月1〜3回の東京大阪間移動の日々を終えられる。
移動移動の日々、ほぼ6年間。
あたしゃーもう疲れたのだ。
だから本拠地を変えてしまう。
今の会社にも東京支店があるので3年前から、転勤させてくれ、とずっと願っていたのだけど、本社にいてもらわないと困る、という理由で転勤の許可はいつまでたっても下りなかったのだ。
去年現役社長が突然鬼籍に入り新社長になった時も願い出たけれど、やっぱり変えてくれなかった。
仕事をする身としては、君は本社にいてもらわないと困る、と言われることはどちらかというとありがたい話なのだろうけれど。
そして退職のお願いを申し出た時にも、「今から東京に転勤、って話をもう一回通そうか?」と上司に言われたけど。
だって、もう受かっちゃったじゃないか。転職決めちゃったんだから。
遅いよ対応が。
そんなに辞められて困るのだったら、最初に願いを聞いてくれてたら良かったのに。
被雇用者が本気になって、目の前にいざ困る、という事態が生じて初めて動こうとするのは、読み不足だ。
うちの会社は超絶的にユルイので、自ら辞めよう、なんて人はなかなかいないのだ。
残業なし、定時で帰れる、休みもカレンダーの休み以外に月1.2回好きなときに入れられる有給扱い。
自分の仕事の期日を守っていたら、こんなかんじで好き放題させてくれた。
だから、願いを聞かなくても、辞めるわけないよな、というある意味傲慢さがあったのだ。
自ら辞めた人はここの所、私の前任者が辞めた時だけだったようで、それすらも11年前だ。
後は勤怠がひど過ぎて解雇か、もしくは定年か、で辞めた人ばかり。
私の前任者は「勉強をするから」という理由でお辞めになられたようだ。
今までは働きやすい職場であったのだが、トップが替わって歪みが生じ始めている。
それは表面上は何も変っていないように見えているのだが、職場の空気感が変化していて。
言語化できないナニカが、あたしを転職に踏み切らせた。
あたしのゴーストが「ここにいてはいけない」と囁くので、しょうがないのである。
電波的なモノイイをするとしたら、なんらかの予感。
身体がアラートをだしている。
色々今まで生きてきて培った体験のお陰で超絶的に動物的勘が働くので、撤退するのである。
雇用されるものは自由に辞める権利を持っている。
願いが聞き届けられなかったのでいたしかたなし。
自分の勘に逆らわずに。
パズルがポンポンとはまっていく流れが来たし。
引越準備開始中。
イレギュラーな引越しの仕方をするので、どうしたらよいのか途方にくれている。