季節変化と地蔵はどこや


大阪に帰ってきた。
帰って数日間家族と過ごして、一日だけ会いたい友達と会って、昔の職場の仲良い友達とライトなメイドカフェにはじめて連れてってもらったりして、後はただ家にいた。
話によるとディープなメイドカフェは歌いながら飲み物を混ぜてくれたりするらしい。
客層も違うそうだ。
もちろん女の人はいないそうで、あたしのいったライトなメイドカフェは別にホント普通のカフェだった。
お嬢様お帰りなさいませ〜いってらっしゃいませぇ〜とかいわれるだけで。
でも初メイドカフェだったのでよい経験になりました。


後はナニカ他の誰かに会いたいと思う事もなく、ただ家族と食事してるだけで満足だった。
そして、別になんだかどこにいても、おんなじ…な気持ち。
skypeでカメラつないで、家族と話してるから、全然離れてるとか、あっちにいるとかこっちにいるとか、そういう感覚が全然ない。


いくらでも時間はあるのに、誰かに会いたいとも思わないし、どこかに行きたいとも思わない。
そして、それが限りなく平和なのだ。


一人だけ会いたくて会った友達と、もちろんお好み焼き食べる!という事でリクエスト。
「オモニ」が宗右衛門町に出来てて、行ったらおばちゃんが店にいて、「なんか数ヶ月ぶりに帰ってきたらこんなとこに店できてるからびっくりしたわもう〜」とか、がんがん話す。ああこういうの、ほんま大阪やなぁ〜って思う。
カラオケに行ってあほみたいに歌いまくったりした後、最近友達が始めたカードリーディングをやっておくれよって事で、余興にやってもらった。


「今は仙人が山篭りしてるかんじ」とか、言われる。


そうそう。
そんなかんじ。


日々、自分が平和だから誰にも邪魔されず平和を祈る、自宅という洞窟で。


まぁ、そんなこんなしていても、動き始める時は動き始めるんがわかってるから、こういうときはぼんやりしてたらええんや〜と自分で思う。


仕事してない時はちょっと勉強をしようかな、と思って身体の先生の方の年間のコースに申し込んじゃったし。
瞑想の先生の方の年間コースも申し込んじゃったし、おまけに職業訓練まで申し込んでしまった。
ま、流れで仕事が来たらそれはそれでまたその時考えたらいいわ、って事で。


今週末にある地元の地蔵盆の提灯の飾りつけを見て、あれ東京ってお地蔵さんはどこにあるん?と思ったり。


帰ってきたらまるで次元スリップしたみたいに季節が変ってる。
ベランダから見える裏の庭から秋の虫の声。
突然季節感が変っちゃって、ちょっと変化についていってない。