煙草


昨日辞めた。
24時間経過。
何度も辞めたことがあるが、また吸う。
それは自分の中では挫折でも後退でもなく、ただ、吸いたい時吸い、辞めたい時辞める、というだけのものなのだがけっこう人には不思議がられたりする。


辞めれるのなら辞めないのがもったいない、とか、色々言われる。


吸った事のない人より一度吸っていた時期がある人のほうが、バッシングが酷い。
また吸い始めたの、意思が弱いね、フフンみたいな。
ほっとけっちゅーに。
吸いたい時吸い、辞めたい時辞める、で何故悪い。
意思が弱いのではなく、選択してやってるのだよ、辞めると選択、吸うと選択。
吸い始める時、「おし、今から吸うぞぉ、このやろう!」的、大泉洋口調になるくらい、選択して吸い始めるのだ。
リーガルなもんやねんから、すきにしたらええやんか。


ある日突然辞めたくなる。
前回は3年前、1年間辞めていた。


今度は長いか短いか、どうやろなー。


何回も辞めた事があるから、もう観察癖がついている。
そして、大体同じ精神状態と身体状態がやってくる。
何度も禁煙してると同じ状態をトレースしていくから、自分が今どこにいるか、大体わかる。

煙草の事を考える(精神的禁断症状)
喉の渇き(身体的禁断症状)
さらに煙草の事を考える回数が増えてくる
落ち着きの欠如(いわゆるイライラ)             ←いまここ!
身体が勝手に探す(手が煙草の箱を探したりする 無意識で!)
店や自販機の前での逡巡(買おうか買うまいかのグズグズ思考)


煙草について考える回数が減ってくる
精神的落ち着きの回復
喉の渇きなどの身体的症状の回復


抜けた感が現れたら、あたしの場合呼吸が変わる。
息の入り方が変わる。
お、来た来た抜けましたねーとこの感覚を感じたら、後は自由だ。


これらがあらわれては消えていく過程、自分の場合、大体2週間が目安。


半年辞めるか一年辞めるか、この先一生辞めるのか、はたまた一連のこの抜ける感覚を味わう2週間で、終わるのか。
自分でも毎回わからない。


ただ、なんか気持ち悪いなーと思ったら辞めてみる。