こんがらがった毛糸玉


学校が終わって、終わった翌週に仕事が見つかった。


めでたしめでたし。


な、訳はない(凹


こんがらがった毛糸玉を渡されて「ほどけ」といきなり言われたかのような案件でございます。
いえね、ようは…現預金があってないぐちゃぐちゃ状態を投げられました。
なにやら前任の方、残骸を見てみると途中で処理がわからなくなったみたいな形跡が。そしてぐちゃぐちゃが発覚していわゆるレイオーーフ!だったそうな…。そんなん面接ときゆうてなかったやんっ!って当たり前か?ゆうたらこっちが断るわな、フツー。
しかも本支店勘定ちっくなあれやこれや処理とか聞いてない。話が違う…。これ前任さん、わからんようなりはったん、前時代的処理と複雑化がわからんかったんや…ってぇのが、全部数字にあらわれとります。こんなややこしいやり方そうそうみまへんで。こうなってああなって…と「どうやったらこんな簡単な処理をここまで複雑化できまんねん」的な、時間により、担当者換えにより、もう訳わかりまへんねーーーーん、な、そちらさまのやり方、やり方お化け化したもの、を引き継ぎなし(!)でいただきました…。


あはははははあはっ、ひっひくっ(痙攣


でも、そういうの、嫌いじゃない自分がいる。
だって解けると気持ちいいじゃない。
勿論ベストは尽くさしてもらいますがな、でも試用期間で決めるんはそちらさまだけとちゃいまんねんで、みたいな。


まぁ、毛糸玉がもし、美しくはらはらりとほどけたならば!
あたしは「こんがらがった毛糸のほどきかた」というスキルを身につける訳である。
それはあたしに付随するものなので誰にも奪うことは出来ないのである。無形のなんとかを手に入れまんねん。


と、いうわけでまたまた仕事を教えてくれない敵対心まるだしのパートのおばちゃんにフシューーー!と毒気を吐かれつつ、先週より毛糸玉を解いている。東京の事業所は邪気おばさん完装!が多いんですの????と不思議な気持ち。


なんだかまだ、旅は続くのかもしれない。
毛糸玉を解いたら、次のナニヤラが来る様な気がしてしょうがない。