異界と贅沢三昧


日曜日、大阪から友達が上京。
久しぶりに再会。


大阪から2名、東京在住人4人で渋谷109へ。
はじめて行きました…。


異界でした。


マンションメーカーな友人二人と、某超有名ドメスティックブランドなかのひと、元マンションメーカーだった人、とアパレル畑ばかりで伺う109は視点の違いを楽しむところ。


あれはまさしく海外旅行へ行って感覚が麻痺してきた感じでお買い物する、と言った感じ。


そして何故か全ての参加者がファッションテイストが違うのに、それぞれに「合う」ものが何故かある丸い筒の不思議ビル。
服を知っていれば知っているほど楽しめる筒。それがマルキューでした。
あたし自身はアパレル畑じゃないのだが、家族に数人アパレラーがいるから、子供の頃から沢山触れてきた世界。
素材、プリント、縫製。
メーカー目線で見る友人達と同じ視点を持っている。
対コストで考えて、国産マンションメーカー友人は、「この値段では…出せない…」とため息をつく。
当たり前だよ。
あっちでどれだけのコストで作られてるか、これまた家族に聞いてあたしは知っている。
でもわかっている人はわかっている。ちゃんと見てる人は見てるんだ。
だから、自分達の服に自信を持って作っていって欲しいと思う。


無職になってからというもの、なんだか遊んでばかり。することがないから遊ぶ。
終らない夏休み、最初の10日間は食べてばかり。


月曜夜から友達のヘアカットモデル。
ちょっと短くなりすぎましたけど、モデルですから文句は言えません。(タダ)
髪はまた伸びるからいいのだ。
そのまま友達の家にお泊りして、翌日火曜日はお休みの彼女と中目黒のナチュラルレストランでオーガニックな野菜のグリルやらイベリコ豚やら。
素材がいいとグリルでいい。焼くだけでいい。
バルサミコを煮詰めたもので野菜食べてるだけで幸せだ。
しかし家でバルサミコを煮詰めるのは至難の業だ。
酸っぱい匂いで目がっ…めっがぁぁっー(ムスカ)喉が…のっどっがーーーー!となる(昔に実験済み)


木曜日は瞑想友達と池尻で焼肉。
夏だ肉だビールだ冷麺だ。
「あたしら肉食ってるね〜あはは。」といいつつ。
ジーだビーガンだ、が多い自己節制の好きな人達が多い瞑想系ですが。
あたしは、なんでも頂きます。
好きなものを好きなように食べればいいと思っているから。
要は感謝していただけばよいのです。
あなたの命「いただきます」なのだから。


金曜日は成城で子供が生まれて半年の友達と赤さん連れで昼間っからフレンチフルコース。
赤さんの連れて行けるフレンチがあるところが成城らしいというかなんというか。
やっぱ夏だからワインではなく、ブラウマイスターの生を飲みつつ。
3時間ほどの時間をかけて久しぶりのフレンチ。
フレンチは、たまに食べるとアガル食事。
日本懐石とかも。
あれは料理を普段作る人の方が楽しめる。
どれほどの手間がこの小さな一品一品にかかっているのかがわかってしまうからだ。
家ごはんでは絶対に不可能な事。


あー大丈夫かあたし。
贅沢すぎる。


でも不思議な事に仕事をしていた2ヶ月よりさくさくするすると痩せた。
やっぱり夜叉様に日々笑顔の裏でエネルギーのナイフでザクザクに刺されるという行為は防御力をアップさせるために太るしかなかったようだ。
電波な話で誠に申し訳ないが、人でも場所でも、エネルギーを消耗させる所は確かに存在する。
今までで一番酷い所に行った時など、自分がドラクエの毒沼を歩いているのがわかるほどだった。ザクッザクッザクッ!
画面(視界)がチカチカ、一歩一歩HPが減っていく。
数時間しかその場所にいないのに、ぐったりとしてしまうのだ。
いわゆるストレス太りというのはそういうものを防ぐためのものだとあたしは思っている。
守ってるのだ。自分を。
こんなに食べているのに、仕事もしてなくて日々ダラダラと過ごしているのに、仕事を辞めたとたん自分の通常体重にスルンと戻った。


よくよく考えてみれば無職というもの、生まれて初めての経験だ。
結婚してた昔、主婦時代には数年あったけど、主婦は一応無職ではない。
旦那さんが稼いで食べさしてくれるからである。
世の中の主婦はもっと旦那さんに感謝しなはれ、とか思うよあたしゃー。


誘われないと暑すぎて家から出る気がしない。
仕事かぁ…。
無職の時には無職しか出来ない事をすればよい。
とはいえ、10日ほどで飽きてきているのも事実だったりする。
やっぱ仕事面白いよ。
仕事楽しい。
今度はしかしゆっくり吟味して決めたい。
パズルが綺麗にはまる様に流れた今回の転職、それは東京に来るためだけの、蹴飛ばしだったようだ。


明日はどっちだ?(ジョー)