耳が痛い


誰かに小言を言われたのではなく。


耳掃除が好きだ。
とんでもなく好きだ。
毎日耳掃除してしまう。
汚れているのかいないのか関係なく、耳かきでなく綿棒で掃除をしてしまう。


そして、一年に一度位、耳が痛くなる。


掃除のし過ぎで外耳炎を起こしてしまう。
年に一度位の事だから、炎症を起こし始めて、あぁまたやっちゃった…となるのだ。


毎回耳鼻科で同じことを言われる。
「掃除禁止!」
耳は掃除しなくても本当は良い、と必ず耳鼻科のお医者はいうのである。
耳は自浄作用により内側から徐々にちゃんと排泄が行われるものであり、人の手を加えてはいけないのだとか。
そしてあたしの耳の穴は標準より非常に細くできており、綿棒などもってのほかである、と。
標準ってなんやねん。
何ミリから何ミリが標準なんやろうなぁ〜とぼんやりと考えながら治療開始。


ううう。
痛いイタイイタイ。
子供のように毎回泣いてしまう。いたいよう。
今回の先生は「だ、大丈夫ですか?」とやさしい対応。
前回は一年半前だったが行った耳鼻科の先生は女医さんで泣いたら、「子供みたいに泣かない!」とか怒られる始末。
痛いんだから泣くでしょう。しょうがないじゃない…。


知ってるんです何回もいわれたんですわかっているんですでも耳掃除って気持ちいいじゃないですかやめられないのようぁあああああ、と毎回思いつつ。


今回の先生はこういった。
「あなたは自分で自分の耳をいじめているんです…。」


どうやらあたしゃー耳マゾのようだ。
だって耳掃除気持ちいいじゃない。
今は痛いからできないけどさ。


医者の言うように本当に耳掃除が必要ないと耳掃除をしない人とかいるのかなぁ?とちょっと疑問。